inpaint(部分修正)完全ガイド2026:崩れた手・表情・衣装だけを描き直す

Stable Diffusionのinpaint(インペイント)の使い方を初心者向けに解説。マスクの切り方、Denoising strengthの目安、Only maskedの使い分け、手・顔・衣装・背景の部分修正の実例、失敗しやすいポイントまでまとめました。

inpaint(部分修正)完全ガイド2026:崩れた手・表情・衣装だけを描き直す のサムネイル

この記事の要点

  • inpaintは画像の一部だけをマスクして描き直す機能。1枚を捨てずに救えるようになる
  • 最重要パラメータはDenoising strength。0.4前後が基本で、上げるほど元と別物になる
  • 「Only masked」を使うとマスク部分を高解像度で描き直せる。手や顔の修正はほぼこれ一択
  • マスクは対象より少し広めに取る。ぴったり囲うと境界が不自然になる

AI画像生成をしていると、必ずこの状況に出会います。

「構図も表情も完璧なのに、手だけが崩れている」

ここで作り直すのは大きな損失です。同じ絵は二度と出てきません。この1枚を救う機能が inpaint(インペイント/部分修正) です。

結論:inpaintは「1枚を捨てない」ための機能

inpaintは、画像の一部だけをマスクで指定して、その領域だけを再生成する機能です。

これができるようになると、生成の歩留まりが劇的に変わります

  • inpaintを知らない人:手が崩れた → 破棄 → seedを変えて再生成 → 構図が変わる → 振り出しに戻る
  • inpaintを使える人:手が崩れた → 手だけ描き直す → 完成

同じ枚数を生成しても、採用できる枚数がまるで違ってきます

押さえるべきパラメータは3つだけ

inpaintには多くの設定がありますが、実質的に結果を決めるのは次の3つです。

パラメータ役割推奨値
Denoising strengthどれだけ描き直すか0.4前後
Mask blurマスク境界のぼかし4〜8
Inpaint area全体を見るか、マスク部分だけ切り出すか用途で切替(後述)

Denoising strength がすべてを決める

これがinpaintで最も重要な設定です。「どれだけ元の絵を無視して描き直すか」を決めます。

挙動使いどころ
0.2以下ほぼ元のまま実質、修正にならない
0.4前後元を活かしつつ描き直す基本。まずここから
0.6〜0.75大きく描き直す別のものに置き換えたいとき
0.8以上元をほぼ無視完全に別物にしたいとき

「直らないから上げる」は失敗のもとです。0.6を超えると、顔なら別人になり、周囲との絵柄が食い違って浮きます。まず0.4で試し、足りなければ0.05刻みで上げてください。

Inpaint area:Only masked を使いこなす

ここが初心者が最も見落とす設定です。

  • Whole picture:画像全体を見ながら描き直す。周囲との馴染みは良いが、マスク部分の解像度は元のまま
  • Only masked:マスク部分だけを切り出し、指定解像度で描き直す

引きの構図で小さく写った手を修正する場面を考えてください。Whole pictureでは、その手はもともと数十ピクセルしかないため、描き直しても崩れたままです。

Only masked を使えば、その手だけを512×512などの高解像度で描き直せます。 だから直るのです。

手や顔の修正では、Only masked がほぼ一択だと覚えてください。

実践:崩れた手を直す

最も需要の高いケースです。

  1. 生成した画像を img2img → Inpaint タブに送る
  2. 崩れた手をブラシで塗る(少し広めに、手首まで含める)
  3. 設定
    • Denoising strength: 0.45
    • Mask blur: 4
    • Inpaint area: Only masked
    • Only masked padding: 32
  4. プロンプトを その部分だけの内容に書き換える
    • 例: a hand, five fingers, natural pose
  5. 生成 → 気に入らなければ何度でもやり直す

プロンプトを書き換えるのが重要

inpaintでは、元のプロンプトをそのまま使ってはいけません

元のプロンプトには背景・服装・構図などの情報が全部入っています。それを手のマスク領域に適用すると、AIは「この狭い範囲に女の子1人と背景を描け」と解釈してしまい、手のかわりに小さな人物が生えます

マスクした領域に何を描いてほしいのかだけを書いてください。これがinpaintで最も多い失敗の原因です。

実践:表情だけを変える

構図は良いが表情が違う、というときに使えます。

  • マスク:顔全体(髪の生え際まで)
  • Denoising strength:0.4〜0.5
  • Inpaint area:Only masked
  • プロンプト:表情の指定のみ(例: smiling, blush, looking at viewer

Denoisingを上げすぎると顔立ちそのものが変わって別人になります。0.5を超えたら疑ってください。

表情の指定語彙は 表情・感情プロンプトガイド にまとめています。

実践:衣装の一部を差し替える

  • マスク:変更したい衣服の領域(少し広めに)
  • Denoising strength:0.6〜0.75(服は大きく変えるので高め)
  • Inpaint area:Only masked
  • プロンプト:新しい衣装の指定のみ

衣装は「別のものに置き換える」作業なので、手や顔の修正よりDenoisingを高めに設定します。素材感の出し方は 衣装プロンプトガイド を参照してください。

実践:背景だけを差し替える

  • マスク:被写体以外(被写体の輪郭ぎりぎりまで丁寧に
  • Denoising strength:0.7〜0.85
  • Inpaint area:Whole picture(全体の光と馴染ませたいため)
  • プロンプト:新しい背景の指定のみ

背景差し替えでは、被写体との境界(髪の毛など)を丁寧にマスクすることが仕上がりを決めます。ここを雑にやると輪郭が溶けます。

失敗パターンと対処

症状原因対処
修正部分が浮く・境界が硬いマスクが狭い/Mask blurが小さいマスクを広めに、blurを4〜8に
手の代わりに人物が生える元のプロンプトを使い回したマスク領域の内容だけを書く
直したはずが元のままDenoisingが低すぎる0.4以上に上げる
顔が別人になるDenoisingが高すぎる0.5以下に下げる
小さい部分がどうしても直らないWhole pictureを使っているOnly masked に切り替える
絵柄が周囲と食い違うDenoisingが高い/モデルが違うDenoisingを下げる。同じCheckpointを使う

ADetailerとの使い分け

ADetailerinpaint
対象顔・手(自動検出)任意の場所(手動指定)
操作自動手動でマスク
向く場面量産・常時オン1枚を仕上げる

両方使うのが正解です。

まず ADetailer を常時オンにしておけば、顔と手の破綻の大半は自動で消えます。そのうえで残った問題(衣装、背景、ADetailerで直りきらなかった手)を、inpaintで手動で潰します。

自動で9割、手動で残り1割、という分業が最も効率的です。

まとめ

  • inpaintは1枚を捨てないための機能。歩留まりが変わる
  • Denoising strength は0.4から。上げすぎると別物になる
  • 手・顔の修正は Only masked(高解像度で描き直せる)
  • プロンプトはマスク領域の内容だけを書く(最頻出の失敗)
  • マスクは少し広めに、Mask blurは4〜8

これができるようになると、「惜しい1枚」が「完成した1枚」に変わります。仕上げの流れ全体は AIでエロを作る完全ロードマップ2026 を、環境構築は Stable Diffusion WebUI導入ガイド を参照してください。

関連記事

よくある質問

inpaint(インペイント)とは何ですか?

生成した画像の一部だけをマスク(塗りつぶし)で指定し、その領域だけを再生成する機能です。全体を作り直すことなく、崩れた手や表情、衣装、背景といった特定の部分だけを描き直せます。「構図は完璧なのに手だけ崩れている」という画像を救えるため、実用上きわめて重要な機能です。

Denoising strength はいくつに設定すればいいですか?

0.4前後を基本にしてください。0.2以下では元の絵がほとんど残るため修正になりません。0.6以上にすると元の絵をほぼ無視して描き直されるため、周囲と馴染まなくなったり、顔なら別人になったりします。まず0.4で試し、変化が足りなければ0.05刻みで上げるのが確実です。

「Only masked」と「Whole picture」はどう違いますか?

Whole pictureは画像全体を見ながらマスク部分を描き直すため、周囲との馴染みは良いものの、マスク部分の解像度は元のままです。Only maskedはマスク部分だけを切り出して指定解像度で描き直すため、小さく写った手や顔でも高解像度で作り直せます。手や顔の修正では、解像度が確保できるOnly maskedがほぼ一択です。

修正した部分の境界が不自然に浮いてしまいます。

マスクの取り方とぼかしの設定を見直してください。マスクを対象ぴったりに取ると境界が硬くなるため、少し広めに取ります。加えて Mask blur(マスクのぼかし)を4〜8程度に設定すると、境界がなだらかに馴染みます。それでも浮く場合は、Denoising strengthが高すぎて周囲と絵柄が食い違っている可能性があります。

inpaintとADetailerはどう使い分けますか?

ADetailerは顔や手を自動検出して自動で修正する仕組みで、量産時に威力を発揮します。inpaintは手動でマスクを指定するため、自動検出では対応できない部分(衣装、背景、小物、特定の1箇所だけ)や、ADetailerで直りきらなかった部分の修正に使います。まずADetailerを常時オンにしておき、それでも残った問題をinpaintで潰す、という併用が最も効率的です。

AIでエロコンテンツを作るときの参考に(FANZAの人気作品)

以下はAI生成物ではなく、FANZAで人気の同人作品です。どんな題材・構図・シチュエーションが支持されているのかを押さえておくと、AIでエロコンテンツを作るときの狙いが定まります。

にぎりうさぎ総集編

にぎりうさぎ総集編

★4.8(レビュー41件)・1610P

5,500円 FANZAで見る
Lカップ女子大生20cm超デカ〇ンで同人AVデビュー〜パイズリホールであそぼ編〜

Lカップ女子大生20cm超デカ〇ンで同人AVデビュー〜パイズリホールであそぼ編〜

★4.8(レビュー40件)・60P

495円 FANZAで見る
ピュアな振りした彼女とたくさんコスプレえっちする話

ピュアな振りした彼女とたくさんコスプレえっちする話

★4.8(レビュー10件)・66P

462円 FANZAで見る
巨乳で成り上がれ!〜貧乏人妻vs変態義父の寝取られ農村生活〜

巨乳で成り上がれ!〜貧乏人妻vs変態義父の寝取られ農村生活〜

★4.8(レビュー10件)・30P

10円 FANZAで見る
町中華、準備中に人妻は…

町中華、準備中に人妻は…

★4.79(レビュー70件)・81P

605円 FANZAで見る
デブから始めるステキな日常

デブから始めるステキな日常

★4.79(レビュー52件)・83P

242円 FANZAで見る

※ 本セクションはアフィリエイト広告(FANZA)を含みます。掲載作品はAI生成物ではありません。価格・配信状況は変わる場合があるため商品ページで最新情報をご確認ください。

次へ